発酵タンク(フェルメンター)は、麦汁が温度・圧力・衛生管理下でビールに変わる容器です。小型のパイロットタンクから大型のシリンドロコニカルや加圧式生産タンクまであります。材質、冷却方式(ジャケット/グリコール)、バルブやサンプリング装備、内面仕上げが選定のポイントです。購入者はCIP対応、温度管理、清掃・メンテしやすさを重視します。
ロット量に対してヘッドスペースを含めた容量を選びます(通常10~20%余裕)。酵母回収ならシリンドロコニカル、混合発酵ならオープンタンク、タンク内で炭酸化するなら加圧対応が必要です。
ステンレス鋼304または316が標準です。内面は滑らかで低Ra、トライクランプ等の衛生継手、食品用溶接を確認してください。316は耐食性が高く有利です。
タンクは排水・清掃し、マンホールや継手を固定して梱包します。重量物はクレーンやフォークリフトが必要で、重量・寸法・吊り点を運送業者と確認し保険を掛けてください。
はい。加圧仕様なら耐圧・漏れ検査、溶接の目視確認、衛生面の点検、バルブの機能検査、必要ならパッシベーションを行ってください。検査・修理記録を残しましょう。
CIPでアルカリ→酸のサイクルを行い、十分にすすぎ消毒します。定期的にガスケット交換、バルブ点検、温度プローブ清掃、ジャケットやポンプの保守を行ってください。
トライクランプ用ガスケット、サンプル・排出バルブ、安全弁、観察窓、予備温度センサー、衛生継手用の交換シールなどを用意してください。