円錐式破砕機(コーンクラッシャー)は回転するマントルと固定コンカーブで原料を圧縮して破砕します。採石場や鉱山、リサイクルで二次・三次・微粉砕に使われ、均一で角ばった骨材を生産します。高処理能力と可変の閉口側設定(CSS)、耐摩耗部品を備えています。
マントル・コンカーブの摩耗、ギアボックスとベアリング、油の状態、フレームのひび、油圧系、整備記録を確認し、偏心運動量とCSS範囲を測定してください。
販売者から重量と寸法を取得し、単体かプラント一式か確認して重機輸送業者に見積もりを取る。クレーンや据付の諸費用も含めて計算します。
必要馬力と電源、基礎やスキッドの有無、供給高さ、油圧や制御インターフェースの要件を確認し、既存のフィーダーやクローラー機械と整合させてください。
材料の硬さや粒度で変わるが、ライナーやマントルは数百〜数千時間が目安。形状がすり減るか処理量が低下したら交換を検討します。
メーカーOEMか信頼できるアフターマーケットからライナーやベアリングを調達。消耗品は予備在庫を持つとダウンタイムを減らせます。
毎日の油量・漏れ点検、週次の給脂とベルト点検、定期的な油分析とギアボックス整備、計画的なライナー検査を行ってください。